ママ友は面倒だからと、「ママ友はいらない」と思っているママはいませんか?
あなたは本当にママ友がいなくても大丈夫でしょうか。
お付き合いするのが面倒だと思いがちなママ友ですが、実はいない方が、デメリットが大きいことをご存じでしょうか。
ママ友がいないと、さまざまな困った事態を引き起こす可能性があります。
ここでは、ママ友がいない場合のデメリットについて紹介していきます。
本当にママ友はいらない?ママ友がいないと起きる4つのデメリット
子供のトラブルで厄介なことになりやすい
他のママと、険悪なムードになってしまう原因の一つとして、子供同士のトラブルが挙げられます。
子供同士、仲良くしていれば問題ないのですが、
どちらかが怪我をさせたり、いじめたりしてしまうと、親同士もぎこちなくなってしまい、相手の印象を悪く思ってしまうものです。
ですが、もし、トラブルが起きた相手側のママが友達だとしたら話がガラッと変わります。
相手の家庭についてよく事情を知っているので、その子供の性格や家庭について知っており、トラブルが起きても「いいよ、気にしないで」と言えるようになるのです。
例えば、A君が、B君を殴って泣かせたとします。
このような場合、B君のママは、「なんてA君はひどいことをする子なんだ!」と憤慨するかもしれません。
先生にクレームをつけたり、他のママにA君のことを悪く言いふらすこともあるでしょう。
しかし、A君ママとB君ママが友達だったなら、連絡を取り合っているので、お互いの家の事前情報を持っています。
例えば、A君が本当はいい子であること、少し怒りっぽい性格であること、いつもはB君に優しく接していること等の情報です。
そのため、殴られたとしても、「うちの子供がひどいことをされた!」と憤慨する前に、
「A君が殴ったのには何か理由があるのかもしれない」と冷静に受け止めることができます。
ママ友ではない場合、こんな風にはいきません。
相手について知らないからこそ、お互いのことを疑ってしまい、物事が悪い方向へと進んでしまうのです。
ママ友がいないと学校の情報を共有できない
ママ友がいないと、日常で困ることが度々起きます。
それは、学校の情報を明確に知ることができないということです。
「学校側から渡されたプリントの内容がいまいち分からない」
「子供の今日の宿題について聞きたいことがある」
など、日常において、つい学校側に問い合わせてしまいたくなるような事柄は意外とあります。
「じゃあ、そんなときは先生に聞けばいいのでは?」と思うかもしれませんが、実際、ささいな疑問について、いちいち学校に問い合わせの電話をする人はいるでしょうか?
きっと、ほとんどの方は電話をすることを躊躇することでしょう。
何か、重大なでき事での問い合わせであれば、すんなりと学校側に聞くことはできるのですが、
そうではない、ちょっとしたささいな問い合わせは多くのママがためらうところです。
「今日の宿題、これしかないけど、本当にこれで大丈夫なの?」
「運動会のお知らせって、もう届いたっけ?」
など、日常のささいな疑問を、いちいち先生に聞く人はほとんどいないでしょう。
ママ友がいれば、このようなときに気軽に質問できるので非常に助かります。
また、学校の先生とは違い、夜間であってもLINEやメールで気軽に聞けてしまうので、ママ友のメリットは大きいといえます。
逆にママ友がいないと、このような確認作業ができないため、一人で悶々と悩んでしまうことです。
特に男の子の場合、学校で起きたでき事を話さない傾向が強いので、男の子のママなら、なおさらママ友を作っておきたいところです。
ママ友がいないと子育ての悩みにつまづきやすい
子育てをしていると、必ず悩みが出てきます。
- 子供が何をいっても言うことをきかない、
- 友達とのトラブルで困っている、
- 勉強ができない
など、子供がいれば、必ず悩み事は出てくるものです。
このようなとき、頼りになるのがママ友です。
同じ年代の子供を持つママ友なら、子供の年齢特有の悩みについて共有できるでしょうし、すでに成人の兄弟を育てあげているママがいるのなら、参考になる子育ての話を聞くことができるかもしれません。
ママ友がいると、悩みごとを一人で抱えずに済みます。
また、子供がクラスでうまくいっていないときもママ友がいると安心です。
子供同士が同じクラスのママ友であれば、クラスの様子を共有することができ、子供を客観視することができるからです。
子供から聞く情報と、周りからの情報には、時に食い違いが生じるときがあります。
「子供はいじめられたと主張しているけれど、他の友達が見ている限り、我が子にも非があるようだ。」
「子供は学校が楽しいと話しているけれど、実はいじめに遭っているようだ。」
などといった、自分の子供の主張だけでは分からない真実を聞くことができます。
それゆえ、いじめが深刻化する前に食い止めることができたり、子供がどうしてクラスに馴染めないのかの理由を突き止めることができます。
しかし、ママ友がいないとなると、そうはいきません。
子供のSOSを見逃してしまったり、クラスの様子が分からないので然るべき対処をすぐにとれないといったことが起こります。
このような状況が長く続くと、子供の心身に支障をきたし、不登校などに繋がりやすくなるので、ママ友がいないデメリットは大きいといえます。
トラブルメーカーなママの情報をキャッチしやすい
トラブルメーカーなママとは関わりたくないと思っていても、子供のクラスに必ず1人くらいいるのがトラブルメーカーなママです。
このようなママ友に関わると、余計なことに首を突っ込ませられたり、強引なお願いをされたりと、自分の生活のペースを乱されるので非常に迷惑です。
このようなママは、絶対に避けて通りたいところ。
ママ友がいるのなら、このようなトラブルメーカーなママがいれば、きっと話題に出ているので耳にしていることでしょう。
女性は噂好きですから、このような要注意人物のママがいた場合、そのママの子供が所属している部活、習い事、家の様子などの情報を得ているはずです。
そのため、そのママの子供と重ならないように習い事の時間を調整したり、そのママとは深く付き合わないなどして、接触を最小限に抑えることができます。
しかし、ママ友がいないとなると、誰がトラブルメーカーなママなのかを知ることができません。
万が一、そうとは知らずにトラブルメーカーなママと接触してしまった場合、後で痛い目に遭ってしまいます。
ほとんどのママは良識ある人ですが、一部には、ボスママ、悪口ばかりまくし立てるママなど、厄介なママは必ずいるものです。
こうした一部のトラブルメーカーなママを見分けるためにも、ママ友を作っていた方がよいでしょう
ママ友をうまく活用して笑顔で過ごそう
ママ友といっても、何も高校時代の友達のように仲良くしろといっている訳ではありません。
ママ友は、あくまで子供があっての繋がりです。
余程、気が合わない限り、親友のように仲良くなるのは難しいでしょう。
そのため、あまり気負わずにお付き合いしてみてはいかがでしょう。
ママ友は楽しく子育てをする上で必要不可欠な存在です。
ママ友がいると、子供に関する悩みが出たときに頼りです。
ママ友を作るデメリットよりも、作らないことによるデメリットの方が大きいので、うまくママ友を活用して笑顔で過ごしましょう。
”ママ友はいらない”という子育て経験者20名のアドバイス
※アンケート「あなたがママ友はいらないと考える理由について具体的に教えて下さい。」
ママ友はいらない!という方々の意見まとめ
経験談と意見1
(女性 27歳)
ママ友はよくグループで一緒にいることがあり、リーダー的存在の人の機嫌を損ねると、そのグループにいられなくなります。
自分だけが仲間外れにされるのは構いませんが、子供も仲間外れにされることもあるので、ママ友がいて子供の交友関係が悪くなるのはかわいそうだと思います。
あと、結局ママ友は上辺だけの関係なので、家事や子供のことで毎日忙しいのにママ友にまで神経を使うと考えるとめんどくさいので、ママ友に気をつかいながら生活するのであればいない方が自分が楽だと思います。
経験談と意見2
(女性 28歳)
子どものためにはママ友は沢山いた方が良いと思います。
その方が子ども同士が友達になったり、コミュニケーション力があがると思うからです。
ただ、その為に、早く家に帰って家事をしたいのに付き合いだからと週に何度もカフェでお茶したり、井戸端会議をしたり、気持ちも入ってないのに女子会をしたり、他のママさんの悪口を聞かされたりと、とても無駄に感じます。
時間がもったいないので、それなら家事をしたり自分の趣味に時間を費やしたいです。
経験談と意見3
(女性 28歳)
ママ友は年齢の幅が大きく、あくまでも子供を通しての付き合いなので、子育てや結婚に関する価値観が違うことが多々あるためです。
友達や職場の同僚であれば、価値観が異なれば距離をおけばすみますが、子供同士が仲が良かったり、相手のママ友が発言権のある方だといやいやでも付き合わなければならずに非常に苦痛ですので、であればそもそも必要ないと思います。
子育てに関する愚痴や相談は、家族や友人、同僚でも十分ですし、本音を隠して、嫌でも我慢して付き合わなければいけない人間関係は築きたくないです。
良いママ友に出会えればよいのですが、そもそも「子供がいる」以外の共通点がない人間同士が仲良くなれる確率の方が低いと思っています。
必ず相手に対するマウンティングもありますし、詳しく生活の事を聞かれて適当ににごすと、根も葉もない噂が広がったりと、常に気を張っていなければならないです。
家族は同じ生活環境で育ってきた価値観の近さがありますし、同僚も同じ仕事を選んでいる時点でなにかしら似通った思いが共通する人も多いと思いますが、子供がいるという共通点だけで他人の家の事情にまで口をつっこんでくる人間関係のわずらわさしさに嫌気がさすので、ママ友は不要だと思います。
経験談と意見4
(女性 29歳)
子どもを通じてだけ関わる友だちはいらないです。
子どもが小学校なら上がったら疎遠になるような人は、そもそも友だちじゃないと思っています。
実際にママ友がいる人の話を聞いても、お互いに気を使いあっていて、すごく面倒くさそうで全然メリットを感じられませんでした。
もともとの友人も同じくらいの子どもを育てている子が多いし、そういう友だちのほうが話も合うし、気を使わなくていいので楽です。
子育ての相談もママ友にはしたくありません。
経験談と意見5
(女性 30歳)
私がママ友はいらないと考える理由は、うちは共働きだからです。
専業主婦の方ですと、グループに所属していないと面倒になることも多いでしょうが、働いていると忙しさを理由に、ママ友グループに属さない言い訳が出来ます。
それが原因で何かトラブルになったとしても、自分対グループではなく専業主婦ママと兼業主婦ママとの争いという構図になるからです。
実際、私はママ友はいませんがもちろん挨拶はしますし、特に面倒に感じることもありません。
子ども達だって子ども同士で自然に遊ぶようになりますし、逆にグループに入っているママの方がトラブルが多くて悩んでいる印象があります。
経験談と意見6
(女性 31歳)
ママ友たちの人間関係に深入りするのが面倒くさいと感じるからです。
ライバル視されたり、変に絡まれるのなら関わりを持ちたくありません。
なるべく他人とは関わりたくない性格なので、ランチなど誘われることが億劫です。
子供同士で頻繁に遊ばせたがられたりするのも面倒ですし、家に遊びに来てと言われたり、遊びに行かせてと言われるのも心から嫌だと感じます。
あまり親しくない関係なのに、分かったような口をきかれるのも嫌です。
あとは役員の押し付けなどされるのも嫌ですし、面倒な人と関わりたくありません。
経験談と意見7
(女性 32歳)
ママ友は、本当の友達じゃなくて、子どものために友達のフリをしているだけな気がするからです。
旦那の職業や持ち家であるか、子どもの習い事で態度が変わったり、マウンティングしあったり、これが友達だとは思えません。
揉め事が起こるところにわざわざ自分から入っていきたいとは思いません。
参観の時などでも一人でいても気にならない。
子どものためにたまにママ会には参加するけど、決して仲良くしようとはしないし、自分のことは話しません。
経験談と意見8
(女性 33歳)
ママ友との付き合いは、はっきり言うと面倒です。
子供のことが絡んでいるので、どうしても上部だけの関係になりがちで、逆に親しくなり過ぎると、お互いにトラブルになった際には子供にも影響が出てしまうため、付かず離れずの良い距離感が大事だと実感しました。
実際、子供が小さい頃は私もママ友を作ろうと必死になっていたのですが、毎週のように誰かの家に行ってたわいもないことを話して帰る、という行動にほとほと疲れ切ってしまいました。
別にママ友がいなくても子供はちゃんとお友達を作れますし、あえてママ友を作る必要性はないかと思います。
経験談と意見9
(女性 33歳)
集団行動が多いのがママ友の特徴で、そういう人達は一人では何も行動ができない。
今まではママ友作のに必死になっていた時もありましたが、子供も大きくなってきたら子供が小さかった時みたいにママ友が必要情報交換したいと思うことがなくなってきました。
ママ友の集団をみると暇な人達だなと思うようになってきました。
参観やスーパーでもママ友同士で来ている人を見かけますが、そんなに必要なのかなと思ってしまいます。
執着してしまうと揉めた時は大変になるのに・・。
経験談と意見10
(女性 35歳)
ママ友っていうのがそもそも意味が分からない。
だって同じ幼稚園や、学校に通わせている親同士なだけでしょ?
なんでそんな必要ないお友達作って、一部だけでわいわいやっているの?
友達として関わっていくのは子供達であって、親はあれこれしゃしゃり出る物ではないと思うんだよね。
自分に賛同してくれるお付きの人がいないと不安なの?
やっぱりどう考えても私には面倒で、なぁなぁしているママ友っていうくくりの人は要らないなぁ。
疲れちゃうでしょ?
経験談と意見11
(女性 35歳)
そもそも、保育園に通っているママさん達はママ友はできません。
送り迎えの時間もバラバラです。
迎えの際に話すこともありますが、基本忙しいのでゆっくりお茶をしながら…なんて事はまずありません。
幼稚園に行っているママさん達の話を聞くと、ご主人の仕事、年収、小学校は公立か私立か…等、話題は多岐に渡るそう。
しかし、正直そんな事は知らなくてもどうでもなりますし、話に関わることによりトラブルに巻き込まれている友人を見ると「大変だなぁ…」と思います。
付き合いたい人と付き合えば良いのです。
子供達は勝手に仲の良いお友達を作ります。
その親と良い距離感で話す程度で良いと私は考えます。
経験談と意見12
(女性 38歳)
ある程度の年齢になってからは、本当に腹を割って話せるような友達はできないと思っていたほうが、落胆もしないので、ママ友はいらないと思います。
特に、学校や幼稚園など、子供を通じて知り合いになった人とは、夫の職業や収入も違うし、子供の成績なども違うので、下手に気を許して色々と話していると、逆恨みをされたり、他のママさんたちに陰口を言われたりするので、当たらずさわらずという関係でいるほうが結局は良いのだと思います。
経験談と意見13
(女性 39歳)
子供が幼稚園の時に実際いたんですが、無理してお付き合いしていたので、卒園と同時に今は一人も連絡をとってません。
子供抜きで考えるといいお母さんはたくさんいましたが、実際は過保護すぎたり、教育方針が違ったり、きつい人には子供のことでマウンティングされたりと、しんどいことがたくさんありました。
またお母さんはいい人なのに、子供が意地悪だったり、乱暴だったりと子供が苦手で避けたお母さんもいました。
しんどい思いまでして無理して付き合う事はないと、この時に学びました。
経験談と意見14
(女性 40歳)
ママ友と話をしていても、いつも誰かの悪口ばかりです。
いつも嫌な気持ちになります。
自分の家は収入が少ないとか、子供は頭が悪いとか言って自分は下手に出ておき、相手のことはやたらと褒めちぎり、そして謙遜し合います。
疲れてしまい精神的に良くありません。
一度、学校の参観の時、体調が悪くて誰とも話さずに帰ったことがあります。
とても気楽で帰宅後の疲れもほとんどありませんでした。
それ以来なるべく一人でいるようにしています。
とっても楽です。
学生時代の友人がいるので、あえてママ友は必要としません。
経験談と意見15
(女性 40歳)
家事で忙しい時間帯に、ママ友ランチなど集まりが苦痛です。
子育てに関する情報ならまだしも、噂話や、テレビの話、身にならないことが多い気がするからです。
また、ママ友同志の派閥やいじめなどもよく聞きます。
そういうことに巻き込まれたくないですし、嫌な気持ちになりたくないです。
子供が大きくなったら100%付き合いが無くなるのに、そういういざこざで神経をすり減らしたくないです。
自分の気心知れた友人と、家族がいてくれれば十分です。
経験談と意見16
(女性 42歳)
娘が産まれ、育休の間は、公園頑張って行ったりして、なんとかママ友を作り、その時、3人の方と会えば話しをする程度の関係ができました。
なんとなくママ友を作らなきゃと思い込んでいたんですよね。
その後、育休が終わり、会社は復帰し、子供は保育園に預け、当時のママ友とは顔も合わせなくなったため関係は終了しました。
すごく楽になった気がしました。
娘は、育てにくい子供なので、ママ友とその後も付き合っていたら、子供が迷惑かけて、大変だったと思います。
今中学生ですが、娘関係のママ友はほぼいません。
たまーに寂しいなとも思いますが、気楽でいいとも思います。
ママ友は無理に作る必要はないなと思ってます。
経験談と意見17
(女性 42歳)
一人も必要はないとまでは思いませんが、女性が大人数になれば性格がいい人ばかりではなく必ず人の悪口を言ったりばかにしたりする人がいるので、必要以上の人数のママ友はいらないと思っています。
ママ友が全くいないと学校を休んだ時などに聞きたいことが聞けないので、自分と合う最低限の人とは付き合っていますが、広く浅く付き合っても全くいいことがなく、嫌な気持ちになることのほうが多いので、そんなママ友ならばいらないと思っています。
経験談と意見18
(男性 42歳)
以下のようなことが実際あり、ただでさえ育児に疲れているのに余計な人間関係の悩みまで背負い込むことなったため。
・子供同士の相性が悪く、疎遠にしたいがうまい理由が見つからない・仲良しだったが、ノロウイルスにかかったまま家に遊びに来て嘔吐。
母親、0歳の娘ともに感染。
・娘の友達A、その友達B、その母親B親の関係で、私とB親の関係があまりよくなかった。
しばらくすると友達Aに悪口を言ったらしく娘とAまでが疎遠に。
経験談と意見19
(女性 42歳)
1人の方が気楽だからです。
子どもの学校に行った時に世間話を出来る程度の友達がいたらいいかもなぁと少しは思ったりもしますが、それよりもママ友付き合いの煩わしさの方がまさっているので、ママ友は作らないというポリシーを貫いています。
正社員で働いてるから時間がないのも一因かもしれません。
せっかくの休みの日にママ友達とランチをするくらいだったら、家族とのんびり過ごしたり、1人で好きな場所に出掛けたりと、誰にも気兼ねなく過ごしたいです。
経験談と意見20
(女性 58歳)
今は社会人になった息子と娘の二人の子供を育てました。
フルタイムの仕事を持っていましたので、保育園・小学校・中学校・高校と保護者会やPTAの集まりには最小限しか参加できませんでした。
保育園は仕事を持っているお母さんばかりだと思われるかもしれませんが、案外そうでもなく、朝一番に子供を送って行って、夕方も一番遅くに迎えに行くお母さんはほんの少数派でした。
ママ友を作る時間や機会がなかったせいで、べったりとした関係のママ友はいませんでしが、なんの支障もなく保育園生活を送ることが出来ました。
ただ、送迎時間によく会うお母さんとは自然と仲良くなり、情報交換をすることもありましたが、お互い忙しいのでおしゃべりに興じる時間はありませんでした。
小学校になると参観日にはママ友の塊(数人のグループ)が授業を見ることなく、廊下でおしゃべりに夢中になっている光景がありました。
ママ友たちは働いているお母さんのことを快く思っていないようで、PTAの役員選挙で暗躍し、彼女らの策略で6年生の時の役員に選ばれてしまいました。
卒業する年度の役員は多忙で、アルバム作り・卒業式の挨拶・謝恩会などの行事が目白押しでしたが、淡々とこなすことに徹しました。
ママ友の助けなど別に不必要で、仕事でやっているように事務的に処理すれば簡単なものでした。
ママ友を作る必要などまったくありません。
何かのきっかけで、親しくなるお母さんが一人や二人できるものです。
大勢で群れて無駄話に興じたり、その群れの中の人間関係に一喜一憂するなんて馬鹿馬鹿しいことです。