義母に会いたくない!という方へ。
今回は「義母との関係が悪く、義母に会いたくない!」というときの対処法について私の経験を交えて書いてみました。
義母さんのことが苦手で、どうしても義母さんに会いたくないという方はたくさんいると思います。
そんな方は参考にしてみてください。
どんなに優しい義母でも、好きになれなかったり会いたくないと思ってしまうことがあります。
それでも子供におばあちゃんを会わせてあげたいという思いはありますし、お盆や正月などはどうしても会わなくてはいけないので、苦痛で仕方なく思ってしまうのではないでしょうか。
そんな時に、どのようにして顔を合わせれば少しでも気が楽になるのでしょうか?
多くのパターンを知っておくことで今よりも上手に義母と付き合っていけるようお手伝いします
1.義母はどんなタイプ?
【1】優しい義母は気疲れしてしまう時
優しい義母なら上手く付き合っていけるかと言えば、そういうわけでもありません。
実は私もそうなのですが、義母が優しくて気遣いのできる人だからこそ余計に気疲れしてしまうのです。
真面目な性格のお嫁さんは優しい義母に対して「もっと優しくしなければ、もっと気を使わなければ」と堅苦しく考えすぎてしまいます。
そのせいで自分にプレッシャーをかけすぎてしまう傾向があります。
私のような気を遣いすぎて疲れてしまうタイプの方には、完璧で優しい母のブラックな部分を見つけて面白がってしまうことをオススメします。
「あ!今ちょっと毒舌吐いた!」とか、
「イラっとしてるぞ~」なんて観察しながら心の中でくすっと笑ってしまうと良いと思います。
優しい義母でも人間らしい黒い部分があるんだと認識することでほっとしますし、かわいいなぁとか助けてあげたいなぁという気持ちもちょっとだけ生まれます。
それすら見つけられないくらい優しすぎる義母なら「嫁に気を使って天使でいるなんて健気な人だわ!」なんて思ってしまうのはどうでしょうか。
【2】厳しい義母に緊張してしまう時
厳しいタイプの義母なら当然緊張してしまうものです。
会うストレスが隠せないのはもちろん、話している間も油断できないのでずっと疲れたままでいなければいけません。
また、普段優しい義母が急にきついことを言ってくる時もあり、心の準備ができていないだけにドキっとしてしまいます。
歳を重ねたせいなのか、気づけば頑固になってしまった義母に久々に会って戸惑ってしまうということもあるのではないでしょうか。
厳しい義母に緊張してしまうようなら、心の中で義母の言動に突っ込みを入れてみたりしましょう。
「さっき聞いたよ」とか、「細かいな~よく気づくわ!」なんて突っ込みを入れて、感じたストレスは心の中の自分に全て預けます。
どこかに気持ちを預けることができれば今までよりは気持ちも軽くなり、表向きだけは愛想良く接することができるようになってきます。
2.正月やお盆など必要な時くらいは会う習慣を
【1】義母とは最低限の頻度で会うようにしておく
義母のことが苦手だからと言って何年も会わないままでいると、いつまでもお互いに会いにくいままです。
向こうもいつまで経ってもこちらへの接し方がわからずギクシャクしてしまいますし、さらに会わざるを得ない場面が来た時の緊張感といったらありません。
逃げることでますます自分を追い込み、手に負えなくなってしまうのです。
こうなってしまわないように、いくら苦手でも最低限の頻度で義母と会うようにしておきたいものです。
お盆や正月だけは会うようにしておくとか、年に1度は家に招待するとか、恒例化してしまうとその都度覚悟も決まります。
また、恒例化することでそれ以上は顔を合わせないものだと相手にも思ってもらえるようになり、自分の中の「もっと会わなきゃだめ?」というプレッシャーから逃れられます。
【2】夫に思いを伝えておく
義母と自分の間に立って救ってくれる一番の存在は夫です。
夫には義母が苦手だということを正直に話しておき、「困った時は助けてね」とお願いしておくのがいいでしょう。
ただ、夫にとっては大好きなお母さんなのですから、夫が気を悪くして「お前の考え方がおかしい!」とあちらの味方に回ってしまわないように気をつけてください。
決して義母の悪口を言ったりするのではなく、「優しすぎて緊張しちゃう」とか「嫁として自信がなくて気後れする」というようなできるだけ優しい伝え方をするべきです。
夫が協力してくれるようになれば、義母に会っている間に限界がきてもそっと耳打ちして相手を代わってもらうこともできます。
男性は母親にはつれない態度を取りがちですが、そんな時くらいは自分が出番だと思って普段話さない母親との会話に努めてくれるのではないでしょうか。
義母の意識が夫に向くことで精神的な負担はぐっと軽くなります。
3.どうしても余裕がない時は上手い言い訳で切り抜ける
【1】体調不良や用事で言い訳|その後のフォローを忘れずに
たまになら体調不良や用事ということにして、義母に会いに行くのを自分だけ遠慮することも可能でしょう。
胃が痛むほど辛くて仕方がないとか、他に気になることがあって義母の相手を頑張るという気力がわかないなんていう時くらいは、この手を使ってみてください。
ただ、それには必ずその後のフォローが欠かせません。
例えば、後からお手紙を書いたりちょっとした小包を送るなどして「先日はお会いできずに残念です」というようなメッセージを届けてみてください。
義母も残念に感じて心配してくれたり、もしくはこちらの気持ちを察してくれるはずです。
「会わずに済んでラッキー」というようにお気楽に考えるのではなく、苦手な義母であっても相手のこちらに対する思いを汲んでフォローする必要があります。
会うのと比べて何かを送るだけなら、かなり抵抗がなく実践できるのではないでしょうか。
フォローを絶対に忘れないようにしましょう。
【2】夫や子供まで義母から遠ざけない
自分が義母に会いたくないからと言って、夫や子供まで義母から遠ざけてしまうのは良くありません。
「あの嫁と結婚したせいで私は息子にも孫にも会えない!」なんて不満に思われてしまいます。
今以上に関係がギクシャクしてしまわないように、「会いに行くのはやめようよ」と家族を巻き込むのではなく、「たまには親子水入らずで会ったら?」と夫だけ会いに行かせたり、子供に「おばあちゃんの家に自分達だけででかけてみるなんてどう?」などと提案してみるのもいいと思います。
家族が義母と良好な関係でいてくれることで、いよいよ会わなければいけないという時に自分がなかなか気が利かなくてもどうにかなったりします。
自分ではなく孫とばかり話したがってくれたり、「この前来た時に…」と夫と話し込んでくれたり、自分とは関係のないところで盛り上がってもらえるので楽チン!なんて経験は私も何度かありました。
ぜひお試しください。
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