私は今、夫の義母と一緒に生活をしています。
結婚当初は別居していたのですが、「義母が歳を取ってきたこと」、そして兄夫婦が出て行って「高齢で独居をしていること」を理由に実家に戻ることになったのです。
約1年前から同居をしていますが、実は私はこの同居に猛反対をしました。
なぜなら義母は孫の教育などに口を挟んでくるし、私たちの生活に干渉してくると思ったのです。
実際に生活をしてみるとやはりその通り。
義母からの干渉が耐えられず、私はいつもイライラして過ごしてまいます。
そこで今回は、そんな義母からの過干渉に対する私なりの対処法をご紹介します。
1.義母に何か頼んだ時には結果は聞かない
私は現在働いているので、仕事でどうしても子供の面倒を見れない時には義母に頼むことがあります。
そんなとき、私は帰宅した時気になりつつも、絶対に今日何をしたかということは子供にも義母にも聞きません。
「今日はどんなことをしたのですか?」と聞くと、今日あったことをいろいろ話してくるでしょう。
こんなところに行ったとかこんなことをしたとか。
またきっと、
「孫にアレを買ってくれと言われて困った」とか、
「こんな時にはこういう風にした方がいい」と干渉してくることが予測できます。
私たち夫婦には私たちのやり方があります。
同居以前からの習慣でやっていることもあるので、過干渉をしてもらうと子供たちも混乱します。
そのため、私はそれを始めから聞きたくないのです。
だから、「今日は何をしたか」ということは絶対に聞きません。
一方、義母は聞いてほしいみたいですね。
よほど困ったことがあった時などは、今日はこんなことがあったと言ってくることがあります。
そんなときは「それもそうですか」と肯定も否定もせず、ただ聞き流すだけにしています。
いちいち自分のいない時のことに過干渉されると、私もどうしていいのか分からないこともあるし、どうにも方法がないのに腹が立つことばかり。
そのため義母が過干渉してくる時の対処としては、自分がいない時のことは一切聞かないに尽きると思います。
2.「魔法の言葉」を利用する
私は義母に話しかける時によく使う言葉があります。
その言葉は、「夫から聞いてませんか」という言葉です。
なにか言われてもこの言葉で切り返せば、結構干渉がとまることがあるのでけっこう使えます。
例えば、
「こんな時にはこんな風にしたらいいのでは?」
「女の子はお淑やかであるべき。」
なんてことを義母はよく言います。
しかしながら、女の子にも活発な性格もあるし、好きなことが男っぽいということもあります。
私たちは個性を大切にしたいと考えているので、それが悪いなんて思っていません。
そのため、義母がねちねちといってくるときには、
義母に
「夫から聞いてませんか?○○ちゃんはこういうことが好きなので、自由にさせています。
私はこれでいいと思っています。問題があるなら、夫に忠告してみては?」
と義母と口論になりそうなことは絶対に避けるために、夫に話しをするように義母に伝えています。
この方法を利用すると、結構話は穏便に進みます。
夫というのは義母の子供ということですよね。
息子から何も聞いていないということは、義母にとってもちょっと悔しいことなのかもしれません。
そのために私がいうと、「じゃあ○○夫にきいてみるわね」と話が終わります。
何か頼む時にもこの方法は使えます。
私から直接的に頼むと、なんだか義母に「借り」を作った気がしてとても嫌なのです。
あとで過干渉になって返ってきますから。
そんな時には、「夫から聞いていませんか?今日は私も夫も仕事なので、子供たちを2時間だけお願いします。」といった具合に話しをすすめます。
夫から聞いていませんか?というと、私の義母は「聞いてない」とは言えません。
聞いてないというと自分がまるでぼけてしまったかのように感じるのかもしれません。
うちの義母は気が強いですし、自分はいつまでもしっかりしていると感じていますから。
だから、本当は夫から聞いていなくても「聞いています」と返してきます。
私にとって「夫から聞いていませんか」は過干渉、争いを避けるための魔法の言葉です。
3.夫は義母の子供であるということを最大限利用する
私の夫は気が強く、私はいつも言い負かされます。
そのため、義母の過干渉に対する不満をいっても、なかなか本気で考えてくれることはありません。
ただ、最近「これは成功したな」と思った方法があるのでご紹介します。
私の子供たちはお菓子が大好きです。
もともと食べることは禁止していなかったので、好きな時に食べていました。
しかし義母の過干渉によって、最近お菓子の量が増えた気がしています。
その結果、小学校3年生の娘は夏休みの間だけで2キロも増えてしまったのです。
そこで私は夫に言いました。
「この家の人は代々太っている。義母も義兄、義姉、そして夫も。
その体型を見ていれば、○○ちゃんだって太りやすい体質を引いている。
今気をつけないと、絶対に肥満で将来的に苦労する。
そんな体型になって欲しいか?」
と。
夫は自分の家系が太っていることを実感しています。
義母だってブクブクしていますから。
そんな食べることに関しての過干渉はただの甘やかしだし、自分が面倒見るのに好きなお菓子を食べさせておけば静かだからと買い与えているだけに決まっていますよね。
私はそんな体質を引き継いでほしくないし、今太るのは危険だと夫に忠告したのです。
夫はそれを自覚していたので、義母に夫から説明をしてくれました。
お菓子の量を考えることを。
そして家族でテレビを見ているときにもお菓子を食べ過ぎると「太るからもうやめた方がいい」というようにしました。
だって本当ですから。
娘のこれから体型などを気にする年齢になってきたので、自分の家系が太りやすい体質だということを理解するようになってきたようです。
義母の買ってきたお菓子に対しても、はっきりとこれはいらないというようになりました。
その余ったお菓子を義母が食べるので、義母は、150㎝で63キロというデブ体型を立派に維持できていますね。
4.自分ひとりで解決しようとしない
このように義母からの過干渉に対して言いにくいことは、夫に直接義母に言ってもらうことをおすすめします。
そして、娘にもしっかりと説明することが大切です。
自分から義母に直接言うと角が立つますが、夫を通してアドバイスできて改善したことは多いです。
ぜひ、自分一人で考え込まないように心がけてください。
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