将来への不安が消えない大学生へ|4つの不安に向き合おう

大学生活も3年目に入ると卒業後のことが視野に入ります。

「就活はどうなるのだろう。」

「卒業して働いたらどうなるだろう。」

「これから生きていくうえで何が起こるのだろう。」

さまざまな不安が心をよぎりますよね。。

大学生が抱く将来に対する不安を分析しつつ、不安にどのように向き合ったらよいかアドバイスします。

1.就職活動に対する不安

大学3年生ともなると、就職活動が本格化します。

ある学生はインターンに、ある学生はエントリーシートの作成に、それぞれが就職活動に向けて動き始めます。

その姿を横目に見ながら、自分にはきちんと就職活動ができるかといった不安を抱く人もいます。

はじめに言ってしまいますが、「きちんとした」就職活動などと言うものはないと思うべきです。

エントリーシートを書き、面接に臨み、内定をもらった会社のどれかを選ぶ。

その道筋は大きく変わらないでしょう。

 

しかし、その道程は人それぞれ。

順風満帆に行く人もいれば、面接を何度受けても「お祈りメール」をもらってしまい、いつまでたっても内定をもらえない学生もいるでしょう。

最初に描いていた理想と全く違う会社しか内定をくれないかもしれません。

また、せっかく内定をもらってもその会社で本当に良かったのか、働き始めてからちゃんと休みはもらえるのか。

就職に関する悩みは尽きることがありません。

就職は「出たとこ勝負」の要素が強いです。

初めて遭遇するたくさんの事態を一つ一つ乗り越える経験を積むしかないのです。

 

ということは、「下手な考え休むに似たり」。

不安だ不安だと思い詰めるよりも、就職活動に全力で取り組み、結果が出て就職先が決まったら、残り少ない大学生活を全力で楽しむべきではないでしょうか。

大学生活は人生で最も主体的に時間を使える時代。

就職後のことを思い煩うより、残り少ない自由を謳歌すべきでしょう。

 

2.自分の能力に対する不安

就職活動で結果が出ないときなどは、「自分には能力がない」「この先就職できても、勤めあげられる自信がない」といった自分に対する不安が芽生えやすいものです。

就職活動でうまくいかなかったとき、失敗例から反省することは大いに必要です。

特に、失敗例の中から共通項を見出すことができれば、次の面接に大いに生かすことができるでしょう。

ですが、「自分はできない」「無能だ」などと自分をいじめていじけてしまうのは考え物です。

自虐し、卑下しても現実は何一つ変わりません。

苦しい状況の時こそ、冷静な分析が必要なのです。

 

自虐し、卑下すると「僕はダメだ」という気持ちでいっぱいですが、厳しい言い方をすれば、それは自己憐憫・自己陶酔になりかねません。

「何もできないかわいそうな私」を作り出したところで、周囲も自分も救われません。

失敗に浸るのではなく、失敗に学ぶべきです。

活動する前に自分に力がないと不安に感じているなら、まず行動を起こすべきです。

行動しなければ失敗することすらできず、成長が見込めないからです。

自分の力に疑問があるなら、まず行動してはどうでしょうか。

失敗して燃えるものは必ずありますよ。

 

3.金銭面での不安

就職活動や自分への不安に比べると、非常に現実的な不安です。

最近、奨学金の返済が滞っていることが問題となっていますよね。

奨学金の返済は長期にわたります。

中には、返済で精いっぱいで全く貯金ができない人もいるようです。

そうした不安を打ち消すためには、奨学金を何年で、どのくらいのペースで返済するのかを書き出してはどうでしょうか。

あらためて年数を見ると、思わず絶望感が湧き出すかもしれません。

ですが、金銭面の不安を解消するためには現実を見なければなりません。

 

借金の総額を把握したら、返済に備えた行動をするべきでしょう。

例えば、いままで無造作に使っていた食費を減らしたり、交際費を見直したり、今からでも節約に取り組めるはずです。

と同時に、就職活動に必要なお金も捻出できるように計算するとなおよいでしょう。

一発逆転で借金返済などとは考えず、地道な返済・貯蓄を考えておきましょう。

そうすれば、金銭面での不安を大分打ち消すことができるでしょう。

 

4.将来に対する漠然とした不安

今の日本は1960年代のような高度経済成長の時代ではありません。

良い大学に入り、良い会社に就職できれば一生困らないという終身雇用制度は過去の神話になりました。

いつ何が起きるかわからない、そんな激動の時代に私たちは生きています。

ある本に「運命は、備えなきものにたいして、容赦なくその実力を発揮する」と。

何の備えもせず、ただ漠然と恐れを抱いている人は、運命の女神の気まぐれさに翻弄され続けるでしょう。

そうならないためには、自分だけのスキルを身につけることです。

 

資格でもよいでしょう、コミュニケーション能力でもいでしょう。

自分だけのオンリーワンの能力を身につけるのです。

会社も社会も、「代わりいる」存在に対しては冷淡です。

しかし、「ほかの人ではダメ」という場合はとても優遇してくれます。

オンリーワンの能力を身に着ける絶好の場が大学です。

サークル活動でも、研究でも、アルバイトでも、何でもよいので一生懸命に打ち込んでみましょう。

そこで手に入れた能力はあなた自身を生涯助け続けることでしょう。

 

5、不安をもつことは良いこと

将来に対する不安がある。

これは、悪いことのようにとらえられますが、必ずしもそうではありません。

ちょっと大げさに言えば、人間は不安があるからこそ進歩したのではないでしょうか。

狩りや採集で食べ物を得ていた石器時代、人々は明日の食べ物が手に入らない不安を常に抱えていました。

その不安を解消するために始まったのが農業です。

自然に頼るのではなく、自分たちの能力で食料不安を解決しようとしたのです。

不安があるから、解決しようというエネルギーが生まれるといってもよいでしょう。

まずいのは、不安を抱え込んでしまい、何もせずにうずくまってしまうことです。

将来は不確定です。

すべてを確定させることは不可能でしょう。

しかし、自分の力で未来を安定化させることはできます。

何が起きてもよいように、自分の力を高めるのです。

不安から逃れるために必死な行動していると、いつしか、不安を感じなくなる時がやってきます。

不安を糧に成長していければいいなと思います。